こんにちは、ぱっくんです!
賃貸業界歴15年(仲介10年、管理5年)、オーナー歴6年、現役で管理会社に勤務中です!
今日のテーマは「物件を探す時期」です
先に結論から言うと、希望する物件にもよりますが、
「人気の物件は1月~3月に探した方がいい」です
というのも、
毎年1月~3月は引っ越しをする人がとっても多くなる時期です
「進学」「就職」「転勤」などをはじめ、
4月からの新生活に向けて新しいお部屋を探す人が増えてきます
1月~3月は不動産の賃貸業界にとっては、繁忙期と呼ばれ、一番の稼ぎ時!
ア○マン、エイ○ル、ミニ○ニなどの大手の仲介会社や
SUUMO(スーモ)、HOME’S(ホームズ)などのポータルサイトの
テレビCMが多くなっていることに気付いた人はスルドイ!
この繁忙期には、一年間の約50%もの売上を稼ぐことも少なくありません
そこでこの記事では、なぜ、「人気の物件は1月~3月に探した方がいい」のか
- 特徴
- メリット
- デメリット
を、賃貸業界15年の経験をもとに、お伝えしようと思います
まず、1月~3月の賃貸市場の特徴として
- お部屋を探す人が多くなる
- 募集中(退去予定)のお部屋が多くなる
があります
「お部屋を探す人が多くなる」
というのは詳しく説明すると、
毎年4月には「進学」「就職」「転勤」のために、
新しいところで生活をはじめる人が増えます
その4月からの新生活をはじめるお部屋を
1月~3月に探すわけです
次に
「募集中(退去予定)のお部屋が多くなる」
というのは、
新しいお部屋に引っ越す = 今まで住んでいたお部屋を退去する
となり、結果として、募集中(退去予定)のお部屋が多くなる
ということです
ということで、1月~3月の特徴は
- お部屋を探す人が増える ⇒ 需要アップ
- 募集中のお部屋が増える ⇒ 供給アップ
となります
通常、需要と供給のどちらも増えるのであれば、うまくバランスが取れそうですが、
不動産の場合、なかなかうまくいきません
それはアパートやマンションなどの不動産というものは、
立地や広さ、家賃や設備など全く同じものが存在しないからです
ま、小難しい話はさておき
1月~3月のお部屋探しのメリットは
人気物件(相場より安いお得な物件)に空きが出る
※絶対じゃありませんのでご注意ください
です
普段の時期は人気物件(相場より安いお得な物件)の退去は、ほとんど出ません
なぜなら、私も、おそらく大多数の皆さんがそうだと思いますが、
お部屋を探す時には、
「今よりお得ないい物件に住みたい!」
という希望(欲望)があると思います
そのため今現在、すでに人気物件(相場より安いお得な物件)に住んでいる人が、
今よりもお得な物件を探してもなかなか見つかりません
ですが、1月~3月には
「進学」「就職」「転勤」の場合、人気物件でも引っ越さざるを得ません
なので、結果として
人気物件(相場より安いお得な物件)に空きが出る
となります
次に1月~3月のお部屋探しのデメリットは、
- お部屋を探す人が増える = ライバルが多い
- 退去予定のお部屋が多い = 実際のお部屋が内見できない
です
先程、
「お部屋を探す人が多くなる」
と言いましたが、逆の言い方をすると
その分、ライバルが増えることにもなります
自分も他の人も
「いい物件に住みたい!」
という希望は変わりません
次に
退去予定のお部屋が多いということですが、
4月から新しいお部屋へ引っ越すために退去する場合、
今住んでいるお部屋の退去時期は、
だいたい3月中旬~下旬、もしくは4月上旬になることが多く見られます
なので、
募集中(退去予定)のお部屋は、
実際のお部屋の中が見学できない
ということになります
「えー、実際にお部屋を見てからじゃないと不安」とか
「思ったのと違ったらどうしよう」などは
もちろんあると思います
でも自分も他の人も、みーんな同じです
残り一つの商品(お部屋)を誰が一番に借りるか
そこの競争になります
ただ、実際にお部屋を見ずに決めるのはリスクもあります
そのリスクを回避するために、写真がないか探してみることを
おすすめします
例として
- 不動産屋に室内写真がないか聞いてみる
- googleで「○○○○(物件名) ○○市」で検索してみる
などをしてみると、多少は出てくる可能性があります
ただし、新築時の完成前からすぐに満室になった場合、
引き渡しまでに写真を撮る時間がなく、
人気があればあるほど、写真が見当たらないこともあります
ま、そういうと元も子もないので
私の今までの経験上、目安として
築10年以内 ⇒ 中を見ずに決めてもそこまで問題はないと思います
築10~15年 ⇒ 室内写真である程度分かれば可
築15年以上 ⇒ よほど条件ピッタリでなければ、退去後内見して判断
をおすすめします
ということで、この記事が皆さんのお役に立てば嬉しいです
ではまた!
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